おはようございます!さにーです!
今年に入ってから株式相場は下落していますね。
昨年までの米国株ブームに乗って、米国株に投資してる人も多いのではないでしょうか。
実は米国株に投資する理由として
「単に株価が上がっているから」
「有名な人が勧めているから」
という理由の方が非常に多いです。(;^ω^)
でも最近は株が下がっている。
「実は雰囲気に流されて米国株に投資しているから、今後どうなるか不安・・」
「あまり理解しないまま米国株を買ってしまったけど、すごい下がってる!」
なんて方も多いのでは?
今日は改めて、米国株が人気な理由について解説していきます。(*’ω’*)
目次(クリックすると自動で飛びます)
人口が増え続けている
アメリカの経済成長を支えているのが、「人口の増え方」と「年齢バランス」です。
主要先進国(G7)の内、今後も人口増加が続くと見られているのはアメリカだけです。
2020年:3億3,100万人
2050年:3億8,800万人
また人口動態も、生産年齢と呼ばれる15歳~64歳の人が多く、高年齢の方が少ない理想的なつりがね型になっています。
アメリカに対して日本の人口は減少する見込みです。
さらに少子高齢化と言われるように、年齢分布もいびつになっています。
実はドイツやイタリア、中国も日本と同じような現象が起きています。
生産年齢人口が多く、今後人口が増えていくアメリカは今後も経済成長が見込まれています。
投資家ファーストの文化
アメリカでは、企業の利益は株主のもの、株主に還元するものという考えが根付いています。
連続増配や自社株買いが盛んで、増配年数50年越えの企業もゴロゴロいます。
それに対して日本の企業は・・
年功序列。
社員ファーストで、できない社員でも中々辞めさせることができない。
当然そんな社員にも給料は払われます。
企業からしてみれば利益を減らす要因ですが、それでも簡単に辞めさせられないのが日本企業。(;^ω^)
アメリは年功序列ではなく成果主義。
できない社員は即FIRE(解雇)です。(゚Д゚)ノ
アメリカは徹底した株主資本主義の国です。
政治家も経営者も、とにかく株価を上げて株主に報いることを重視します。
世界の中心はアメリカ
世界の時価総額の50%以上はアメリカが占めます。
アメリカ一人勝ち状態です。
2022年4月の時価総額ランキングでも、世界トップ10の企業の内9社がアメリカ企業です。
トップ50社で見ても、6割がアメリカ企業です。
ちなみに日本はトヨタのみ。(´;ω;`)
そしてアメリカ企業は国内だけでなく世界中で商売しています。
アメリカ企業に投資するということは、世界の経済成長を取りこめるということですね。(*’ω’*)
新しいイノベーションが生まれる
GAFAMなどの世界を牽引する企業はアメリカから生まれます。
GoogleやAppleが他に取って代わられることって、あまり創造できないですね。
アメリカは研究レベルが高く、新しい企業がどんどん生まれています。
ノーベル賞の授賞者ランキングもアメリカがトップ。
ハーバード、スタンフォード、カリフォルニア工科大学など、世界の大学ランキングでも常連大学の多くはアメリカです。
また、特許の出願件数、ユニコーン企業の数など、アメリカがトップの分野は数多く存在します。
世界中の優秀な人材が、アメリカに集まり、学び、人脈を形成する。
そして最先端テクノロジーを使って、ビジネスを起こしているんですね。
国策として株の成長を支えている
記憶に新しいコロナショック。
一時は株価も30%以上下落しましたが、下落後の回復がすさまじかった!
約5カ月で、下落前の水準に到達しましたね。
これは、今まで数多くの不況や暴落を経験したことで、国や中央銀行が適切な対応を迅速に取ることができたから。
そしてアメリカという国は、国をあげて株価を重視しています。
アメリカの中央銀行であるFRBも、株価を維持する為にとんでもない量のお金を刷っています。
アメリカは日本と違い投資国家です。
国民の大半が投資をしています。
株価が上がり国民の資産が増えれば、消費が増えます。
消費が増えるということは国の経済がどんどん回るようになる。
経済が回れば企業業績はよくなり、税収も増える。
そしてアメリカの経済力はさらに強くなっていく。
アメリカにとっても株価を上げることはメリットがあるんですね。(*’ω’*)
まとめ
- 先進主要国の中で唯一人口が増え続けている。また、生産年齢人口が多く、今後人口が増えていくアメリカは今後も経済成長が見込まれる。
- 投資家ファースト。連続増配や自社株買いが盛んで、増配年数年越えの企業もゴロゴロいる。
- 世界の中心はアメリカ。2022年4月の時価総額ランキングでも、世界トップ10の企業の内9社がアメリカ企業。
- 新しいイノベーションが生まれる。世界中の優秀な人材が、アメリカに集まり、学び、人脈を形成する。
- 国策として株の成長を支えている。
今年に入ってからは株価は下落を続けています。
でもこれだけの投資環境が整っているアメリカ。
アメリカの今後の成長を信じるなら、今の相場むしろチャンスかもしれませんね。(*’ω’*)
今日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!