【FPが教えます!】家計簿を作るコツは基礎生活費とゆとり費を把握すること!

おはようございます

昨日はITの反逆に合い、危うく仕事に遅刻するところでした

(アラームを設定し忘れただけ)

ITを信用しすぎるのもいかがなものかと思います

(アラームを設定し忘れただけ)

 

FIREを目指しているさにーですが

現役サラリーマンで

投資家で

ブロガーで

2児の父です

前回のブログでは、家計における予算の考え方についてお話しました

今日は、家計簿の考え方についてお話していきます

少しおさらいですが

  • 予算:お金をどこにいくら使うかの地図
  • 家計簿:通信簿

でしたね

地図がないとどこに進んでいいか分らないので支出は増え続ける

通信簿がないと進んでみたもののちゃんとできているか分らない

というのが、予算と家計簿の関係でした

なぜ家計簿をつけるの?

目的をつくろう

家計簿をつける上で重要なことは

目的をもつことです

目的のない家計簿とは

「今月はたくさん外食に行ったぜ!」

「今月はたくさん服買ったぜ!」

「今月はたくさん旅行に行ったぜ!」

「家計簿つけてみたら赤字だぜ!!」

では意味がないわけです

これではただ家計簿をつけているだけですね

まあ、家計簿をつけないより100倍ましです

でもこれでは一生FIREできません

家計簿の目的は投資を増やすこと

FIREで重要な方程式は

収入ー支出=投資

でしたね

収入を上げるか、支出を減らして、投資に回す金額を増やすことでした

つまりFIREを目指す家計簿の目的は

支出をおさえて投資を増やす家計簿です

ではどうすれば投資が増える家計簿になるのでしょうか?

家計簿の作り方

家計簿は支出を管理するもの

前回のブログで

「FIREで最も重要な予算の考え方」について書きました

年間収入と年間支出を把握して、投資に回せる額を計算しましたね

年間収入ー年間支出=60万円なら、60万円÷12か月=5万円投資できます

年間収入ー年間支出=12万円なら、毎月1万円投資できます

もし毎月5万円投資したいなら、収入ー支出=60万円にしないといけません

その為には毎月の収入と支出を把握する必要があります

家計簿で管理する項目は収入ではなく支出です

収入に関しては、最低これだけは入るだろうという金額を頭に入れておきます

最低ですよ!

給与収入の方ならばここ数か月で一番少なかった手取り金額です

理想は残業代やボーナスものぞきたいですが、生活が苦しくなるなら足して計算しましょう

でもその際はあくまで最低額で!

収入についてはざっくりで大丈夫です

家計簿で重要なのは支出管理です

毎月の収入が30万円で10万円投資したいなら、支出を20万円以内にしなければなりません

支出をコントロールすることで、毎月の投資額を確保しましょう

支出の種類は固定費と変動費

支出は大きく分けて2つ

固定費と変動費です

一般的には

  • 固定費:家賃、駐車場代、スマホ代、通信費、水道光熱費、習い事、保険等
  • 変動費:食費、衣服、美容、趣味・娯楽、交際費、交通費、書籍、日用品等

となります

ですがこの振り分け方では管理がしにくいです

ここで、家計簿を作る目的を思い出してください

家計簿をつける目的は

支出をおさえて投資を増やす家計簿

ですね

固定費はほとんど動かないので、ここで管理すべきは変動費です

目的を言い換えましょう

変動費をおさえて投資を増やす

となります

変動費には2種類ある

それでは、一般的な固定費と変動費をもう一度見てみます

  • 固定費:家賃、駐車場代、スマホ代、通信費、水道光熱費、習い事、保険等
  • 変動費:食費、衣服、美容、趣味・娯楽、交際費、交通費、書籍、日用品等

特に違和感はありません

でもこれでは管理しにくいんです

それは変動費の中身です

たとえば変動費の中の食費

例えばさにーはサラリーマンですので、毎日のお昼を職場近くで食べます

毎日行くところが違うので金額もバラバラですが、大体月2万円くらいです

これは食費で間違いないですよね

一方

さにーは家族と一緒に土日を過ごします

今日の晩御飯どうする?久々に焼肉行っちゃう?

これも食費ですよね

最初のさにーの平日のお昼ごはんは毎日発生しますし、贅沢はしていません

でも後の焼き肉は別にいかなくてもいいですよね?家で食べてもいいですよね?

でもどちらも変動費のカテゴリーにある「食費」に分類されます

つまりどういうことか

変動費には2種類あるんです

基礎生活費とゆとり費

変動費は次の2種類に分類できます

基礎生活費とゆとり費です

基礎生活費:生活する上で必須のお金

ゆとり費:なくても死なないけど心が豊かになるお金

食費以外にも、衣服もそうですね

下着や靴下のように必須のものもあれば、豪華なカバンやブランドの服もあります

家計簿のポイントは

基礎生活費は固定費、ゆとり費は変動費として管理する

です

さにーの場合は食費以外にも、クリーニング代、カーシェア代なんかは固定費で見ています

こうなると管理する項目はゆとり費だけになります

参考にさにーの固定費と変動費の内訳はこんな感じです

固定費

  • 家賃
  • 電気
  • 水道
  • 保険
  • 通信費(スマホ代、Amazonサブスク)
  • カーシェア
  • 平日の食費
  • クリーニング

変動費

  • 食費(外食、カフェ、スーパー、コンビニ)
  • 日用品(ドラックストア、ホームセンター、下着等必須の服)
  • 娯楽(本、飲み会、趣味の服、おやつ・・)

さにーの家計簿では変動費はほとんが基礎生活費ではなくゆとり費です

つまりなくても死なないけど、心が豊かになる為には必要な資金です

再度家計簿の目的を言い換えましょう

ゆとり費をおさえて投資を増やす

ゆとり費をおさえて投資を増やす家計簿

収入ー固定費ー基礎生活費ーゆとり費=投資

収入ー支出=投資

という方程式をもう少し分解すると

収入ー固定費ー変動費=投資

となります

そして変動費は基礎生活費とゆとり費に分解できるので

収入ー固定費ー基礎生活費ーゆとり費=投資

となり

収入ー固定費ー基礎生活費ー投資金額=ゆとり費

となるのです

ゆとり費を管理することで、理想の投資金額を確保することができます

固定費と基礎生活費とゆとり費を把握する

まずはご毎月の固定費と変動費を把握しましょう

そして変動費は基礎生活費とゆとり費に分けましょう

収入ー固定費ー基礎生活費ー投資=5万円ですか?10万円ですか?

毎月のゆとり費をその金額に収めれば、希望の金額を投資に回すことができます

そもそも自分の固定費と変動費がどれくらいあるのかわからないという方

まずは「MoneyForward」に口座情報とクレジットカード情報をリンクさせましょう

3か月くらい経てば勝手に口座の引落し情報、クレジットカードの利用情報が貯まっていきます

毎月の支出を自動で可視化してくれるので便利ですよ

3か月間の支出を確認して、固定費、基礎生活費、ゆとり費に振り分けましょう

そして毎月いくらのゆとり費が使えるのか把握しましょう

そもそもゆとり費がない場合

収入ー固定費ー基礎生活費ー投資=マイナスの場合

改善方法は以下の3つです

  1. 固定費を下げる
  2. 収入を上げる
  3. 投資を下げる

1.固定費を下げる

マイナスになった場合真っ先に改善する項目は

固定費を下げることです

  • 家賃:高すぎませんか?その広さは必要ですか?
  • 車:必要ですか?カーシェアではダメですか?
  • 通信費:3代キャリアじゃないとダメですか?格安SIMを検討しましたか?
  • 保険:掛けすぎていませんか?貯蓄型は不要ですよ?
  • 新聞:日経新聞は楽天証券の口座があれば無料で読めますよ?

固定費が下がる余地がある方はぜひ検討しましょう

年間で10万円以上節約なんて簡単にできますよ

例えばスマホ代

さにーは自分の分と妻の分で毎月18,000円、年216,000円払っていました

楽天モバイルに切り替えたら1年間無料です

20万円の節約になりました

固定費は切り替える時は手間ですが

一度やってしまえばその後は勝手に節約になります

効果が大きいので一度見直ししてみましょう

2.収入を上げる

収入を上げることは簡単ではありません

でも収入を上げる方法もいくつかあります

例えば

  • 転職する
  • 副業する
  • 共働きにする
  • 残業する

希望の投資額が確保できないなら、収入を上げることを検討するのも一つです

3.投資を下げる

ここは最終手段ですが、そもそもの投資額を減らすことです

固定費も下げて収入も上げたけど投資ができないという方は

そもそも投資目標が自分の現状と合っていません

身の丈にあった投資額を設定しましょう

ただできることなら投資額は減らしたくありません

収入から投資したい金額を天引きする

給料口座を生活費用と投資ように分ける

など、投資分の収入はなかったことにして

その後の収入で生活するのも一つの方法です

まとめ

今回は「FIREで一番重要な家計簿の考え方」についてお話してきました

変動費を基礎生活費とゆとり費にわける

これがとても重要です

最後にもう一つ

ゆとり費として毎月使えるお金がいくらか把握できれば、無駄遣いも減ります

家計簿の最大の目的は無駄遣いを減らすことです

管理をする時の項目も、細かすぎないほうがいいです

例えば食費でも、「コンビニ」「スーパー」とか

日用品では「ドラックストア」「ホームセンター」とか

コンビニはどうしても割高になるので、同じ食品を買うにもスーパーで買ったほうが節約になります

ここでは肉、魚、弁当、飲み物ではなく

コンビニで買い物したかスーパーで買い物したかを把握しましょう

スーパーの比率を高めよう

コンビニには行かないようにしよう

と、行動を見直せるようにしておけば十分です

それだけで結構な節約になったりします

MoneyForwardはその辺も自動で振り分けてくれるのでお勧めです

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ではまた!

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