【FIREへの近道?】FPが教える個人バランスシートの作り方!

あめましておめでとうございます

年末年始のお休みは三が日まで

サラリーマンのさにーです

早くFIREをしようと決意させていただき、感謝します

(誰にやねん)

 

FIREを目指しているさにーですが

現役サラリーマンで

投資家で

ブロガーで

2児の父です

今日は「FPが教える個人バランスシートの作り方!」

というテーマでお話します

 

皆さんはご自身の資産の棚卸をしたことがありますか?

会社でいうところのBS、貸借対照表を作ってみようという回です

年収が増えた!

は会社でいうPL、損益計算書ですね

個人の場合は源泉徴収票や確定申告がこれに当たります

1年間にどれだけお金を稼いだか

これがPLですね

これに対し、今スパッと切った場合、自分の資産はいくらあるか

これがBSです

個人でBSを作っている人は少ないと思います

なかなか自分の資産状況を把握するタイミングってないですよね

年の初めに自分のBSを作ってみましょう

BSを構成する3つの要素

簿記をお持ちの方はわかると思いますが、BSは3つの要素に分かれます

資産、負債、純資産ですね

BSの全体像

BSは上の図のように

左に資産、右に負債と純資産という分け方をします

資産と負債はそれぞれ、流動項目と固定項目に分かれます

流動は1年以内、固定は1年超で分かれます

純資産は資産-負債で計算されます

資産

  • 流動資産:現金、有価証券・・
  • 固定資産:不動産、車、退職金、保険・・

負債

  • 流動負債(1年以内の借入金):知人からの借入金、カードローン、クレジットカード・・
  • 固定負債(1年超の借入金):住宅ローン、マイカーローン、奨学金・・

純資産

資産ー負債で求められる

プラスなら資産超過(資産の方が負債より多い)

マイナスなら債務超過(資産より借金のほうが多い)

個人のBSを作ってみよう

ではここからは、資産、負債を確認してBSをつくっていきます

ここでのポイントは時価を把するということです

要は、今売却したらいくらになるかです

買った金額や投資した金額ではなく

売ったらいくら

解約したらいくら

という金額を把握します

資産

現金(口座残高)

円:口座残高でOK

外貨:円に換算したらいくらになるか

この時に、現金はできれば次の4つの口座に分類するのがお薦めです

  1. 生活資金口座:給与所得、事業所得の入金用。経費、生活費が出ていく口座。
  2. 生活防衛口座:生活資金口座とは別で手を付けない口座。生活費6か月~1年分。
  3. 増やす口座:投資用の口座。証券口座。
  4. プレゼント口座:誕生日、クリスマス、お祝い事等、楽しいことに使う口座。

有価証券

株、投信、債券:証券会社や銀行のサイトを見れば時価を確認できます

不動産

不動産は少し難しいですが、こちらもできる限り時価を把握しましょう

不動産評価は評価方法が多く、モノによっても全然違います

ここでは書ききれないので一部だけ記載しておきます

マイホーム(自用不動産)

  • 不動産鑑定士に鑑定してもらう
  • 不動産会社に確認する
  • 近くの売買事例をネットで探す
  • 固定資産税明細で確認する⇒おすすめ

鑑定士や不動産会社に確認すれば確実ですが、お金も時間も人の手も掛かり手間です

ネットの近隣売買事例があればそれが一番です

でも見つからない場合も多いです

そこで必ず確認できる方法は、固定資産税明細です

固定資産税明細はあくまで税金計算の為の評価なので、売買事例よりも低い価格になります

ですが簡単に評価額を確認できるしおすすめです

収益物件(賃貸用不動産)

収益物件は現況によって評価方法が大きく違います

1.ワンルームマンション

ワンルームマンションは取引事例で見ましょう

同じマンションの取引事例や売出価格はネットですぐに見つかります

2.一棟モノ

マンション1棟、商業ビル1棟、テナントビル1棟をお持ちの方は利回りで計算しましょう

こちらも地域や築年数で利回りが大きく変わります

まずは保有物件のエリア、次に築年数の近い物件を探しましょう

売りに出ている物件は大体値下げされることを前提に値決めされています

利回りも高めに設定されているので、マイナス1%~2%くらいで計算しておきましょう

退職金

会社からもらえる一時金、イデコ、確定拠出年金、確定給付年金、持株会などがあります

ここでは、定年まで勤めたらもらえる額ではなく、今辞めたらもらえる額を把握しましょう

イデコ、確定拠出年金は60歳まで引き出しできませんが、今の時価を把握しましょう

一時金と持株会は今辞めたらいくらもらえるか確認しましょう

例えば5,000万円でFIREを考えているなら

もし一時金で100万円もらえるなら4,900万円貯めればFIREできます

もし500万円もらえるなら4,500万円貯めればFIREできます

退職時にもらえる一時金でFIREまでの貯蓄金額が変わります

退職金を知っていればあと1年早く退職できたのに!!

とならないようにしっかり確認しておきましょう

保険

保険は貯蓄機能のあるものや個人年金保険です

今解約したら手元に残る金額を把握しましょう

そして、今解約したら返戻率は100%以上なのか以下なのか

これを機に把握しておきましょう

終身保険に加入している方も多いと思いますが、FIREを目指す方のBSには必要ありません

終身保険は残された方々に入るお金であり、自分には入ってきませんから

負債

短期借入金

クレジットカードは毎月の請求額を把握しましょう

カードローンや知人への借入金はこれを機に返せるものは返しましょう

カードローンは金利も高く、カードローンがある限り一生FIREは不可能だと思いましょう

知人からの借入は金利はかかっていないかもしれませんが、いつ返済するつもりですか?

その借入が知人からの信用を失っていませんか?

お金を貯めるよりも、まずは信用を貯めましょう

信用が貯まっていない人はお金も貯まりませんよ

長期借入金

住宅ローン、奨学金、マイカーローンです

これは長期間の借入なのでなかなか返済は難しいと思います

年末や月末にあと残高がいくらあるのか、返済予定表で確認しましょう

もし金利が高ければ、借換も検討したほうがいい場合もあります

純資産額

次に純資産を確認しましょう

純資産額は

資産合計ー負債合計=純資産

です

時価で把握した純資産額はいくらでしたか?

プラスでしたか?マイナスでしたか?

よっしゃープラスだった!!まだまだ余裕あるしもっと浪費してやるぜ!!

うわー最悪だ・・マイナスだ・・あしたら1日1食生活だ・・

と一喜一憂するのではなく、まずは現状をしっかり把握しましょう

そしてマイナスの方はどうすれば純資産がプラスになるのか

プラスの方もどうすればもっと純資産が増えるのか

まず今年1年間の行動を考えてみましょう

まとめ

FIREの方程式は

収入ー支出=投資

ですよ

収入を増やすか支出を減らすしか答えはありません

収入は簡単に増えないので、まずは支出を見直しましょう

バケツの穴を塞げば、今の収入でもお金は貯まります

バケツの穴が塞がったら、収入を増やしましょう

給与所得という蛇口1本だけでなく、副業で事業所得という蛇口を増やしましょう

そしてバケツからあふれた水を投資に回しましょう

そうすれば配当収入という3本目の蛇口ができますよ

さにーの趣味ブログは今年もこんな感じでお送りしていきますね

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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